息子が生まれて早くも1年と5ヶ月ちょっとが経ちました。
この1年半弱の間、楽しくもあり辛くもあり、夫婦喧嘩を何度もしてお互いに意見をぶつけ合いながら色々な子育て経験をしてきました。
今回は、2019年の締めくくりとして、これまでの育児で分かったことのまとめをパパ目線で書きたいと思います。
目次
新米パパが1年半の育児を通して分かった3つのこと
まず当たり前なんですけど、育児って過酷です。壮絶です。
恥ずかしながら私、実際に育児してみるまで、
こんなにも大変で、体力を消耗して、精神的にも日々疲弊していくなんて思ってもいませんでした。
でも大変なだけじゃないんですよね。
可愛いんです。そりゃもうべらぼうに。
そう可愛い。一生をかけて守っていきたい。我が子というのはそう思えるような存在です。本当に。
でも反省すべき点もたくさんありました。
一番は、妻に任せ過ぎていたという点です。
妻に負担をかけすぎていて、辛い思いをさせてしまっていたなと感じることがたくさんありました。
もっと自分にもできることがたくさんあったはずなのに、やってこなかったことを悔い改めながら、私が育児を経験して分かったことを3つ書きたいと思いますので、
全国の新米パパさんにちょっとでも参考にしてもらえたら嬉しいです。
- 育児より仕事のほうが圧倒的にラク
- パパは授乳以外は何でもできる
- 夜泣きの対応こそパパがすべき
※パパが仕事、ママが専業主婦(育休)の家庭を想定して書いています。
育児より仕事のほうが圧倒的にラク
仕事の方が楽です。はい。
もちろんやってる仕事内容にもよるかと思いますが、少なくとも普通の雇われサラリーマンの方なら、育児よりサラリーマンの方が楽です。
責任の重さが違う
雇われサラリーマンが会社の仕事でミスしても、極端な話、誰も死ぬわけじゃないですよね。多少のミスなら怒られるだけです。
でも育児って、特に生まれたての頃は、少しのミスで
命を落とすんです。
- ゲップさせずに窒息
- うつ伏せ寝で窒息
- 階段やソファーからの転落
- 危険な病気の発見遅れ
少しの間も目を離せない、家庭内はそんな過酷な労働現場に変わります。
誰とも会話できない
育児中って一日中家に居るので、誰とも話す機会がないんですよね。
同居の祖父母とかいれば話は違いますが、核家族化した現代では、恐らくパパが仕事に行って、ママが家で一人ぼっちで育児をしている家庭が多いと思います。
そうなるとママは言葉の通じない、意思疎通ができない宇宙人(赤ちゃん)とずっと1日中一緒にいるわけなんですよね。
頭おかしくなります。
仕事に行ってれば、大人と話す機会がいくらでもあるわけです。話が通じる人と仕事をするのはめっちゃ楽です。
休憩時間がない
1つめに挙げたことと似ていますが、育児には休憩時間がありません。
ずっと赤ちゃんの動向も見守っていないといけません。片時も休まる暇がないんですよね。
洗濯中に泣けばあやしに行かないといけないし、寝ているときも窒息してないか頻繁に見に行かないといけない。全部赤ちゃんのペースで事が進みます。
その点、会社での仕事は自分のペースで仕事ができますし、通勤中なんかは完全に自分だけの時間ですよね。お昼もゆっくり食べることができます。
リラックスする時間はたくさんあるので、仕事行ってる方がたくさん休憩できます。
このように、仕事のほうが育児より圧倒的にラクなので、「俺だって仕事で頑張ってるんだ!」と思う時もありましたが、ちょっと改めた方がいいなぁと反省しています。
パパは授乳以外は何でもできる
「ママの方が育児に向いてるでしょ。」
いや、それ間違いです。
私もそう思ってましたが、完全に間違いでした。
ママだって初心者なんです。調べて調べて調べて、分からないなりに精一杯やってたんです。
実際に色々やってみると分かるんですが、ママにしかできないことなんて授乳以外にひとつも無いんですよ。なんなら母乳じゃなくミルク派の家庭なら、すべてパパにもできます。
- ミルク(or 離乳食)
- ゲップ
- オムツ替え
- 着替え
- あやし(抱っこ)
- 寝かしつけ
- 絵本の読み聞かせ
- お風呂(沐浴)
- 歯磨き
- 保育園送り迎え
- 通院や定期健診
必要なのは、やる気だけ。
正直、私も育児を面倒くさいと思っている時があったんですけど(今もありますが)、
ちょっとだけ調べる気力と、ちょっとだけやってみる興味を出してやってみると、意外と楽しくできていたりします。
夜泣きの対応こそパパがすべき
赤ちゃんの夜泣き、大変です。そりゃもう、我々も寝れませんし体力も疲弊します。
でも、この夜泣き対応、ママじゃなくパパがすべきだと今になって思います。
※ママが育児(専業主婦)、パパが仕事に行く想定です。
なぜかと言いますと、1つ目でもちょっと書いたんですが、赤ちゃんって我々親が少しミスをしただけで命を落とすかもしれないんです。
- 押しつぶして窒息
- ゲップさせるのを忘れて窒息
- うつ伏せ寝で窒息
- 階段から転落
これ、もしママが夜泣き対応をして、ママが寝不足だったらどうなるでしょうか…?
授乳中に寝落ちしてしまって、赤ちゃんをそのまま押しつぶして窒息させてしまうかもしれません。
うっかりゲップさせるのを忘れて寝かせてしまうかもしれません。
意識がもうろうとして階段を踏み外して転落してしまうかもしれません。
そう、ママが寝不足だと、赤ちゃんの命に係わる可能性が高くなるんです。
その点、パパが寝不足になるくらいなら、仕事中にうっかり寝落ちしてしまう程度で済みます。上司に怒られることはあるかもしれませんが、誰も死ぬことはないですよね。(建築現場とかそんな特殊な場合を除いて。少なくともオフィスワーカーなら。)
なので、ママの健康を守り、赤ちゃんの命を守る意味でも、夜泣き対応はパパがやったほうが良いと私は思います。
まとめ
今回は、新米パパが1年半の育児を通して分かった3つのことを反省も含めて書いてみました。
正直、育児を甘く見ていた面もあり、そしてもっとできることもたくさんあったなぁと反省する日々を送っています。
もしもう1回最初から育児ができるのなら、もっともっとたくさん育児を自主的にやっていきたいです。
何といっても、今では息子の笑顔が最高の癒しで宝ですから。