こんにちは。フワリパパです。
いきなりですが、
妻が急に不機嫌になる
そんなことを嘆く世の旦那さまは沢山いらっしゃると思います。
その原因、実はアナタだったりします
私自身、最近になってようやく妻がイライラする原因がなんとなく理解できてきたので、今回はその話を書こうと思います。
私は日頃から育児・家事をしっかりやってる”つもり“でした。
しかし先日、その認識が誤っていたことに気づかされたのでした・・・
目次
私の想像する、妻がイライラする理由
妻がイライラしているとき、私は、
とか、
とか思っていて、イライラする原因がまさか自分にあるとは思っていませんでした。
(だってちゃんと息子の面倒見てるし、家事もしてるし・・・)
実父にイラっとした
先日実家に帰省したときのお話です。
私と妻と実母で、ある書類を書くために、実父に「ちょっと息子見てて」とお願いしました。
実父は笑顔でOKと回答。
で、書類を書いていると、息子が寄ってきてペンを持ち口に入れようとします。
私はすぐにペンを抜き取り、あれ、父は?と思い父のほうを見ると、
じっと息子を見つめている父の姿が・・・
私:「いや、見てるだけじゃなくてこっちに来ないように押さえて欲しいんだけど」
父:「わかった」
んで少しすると、「ヴーン!!!!」という唸り声が。
父を見ると、息子をがっちり押さえている・・・
身動き取れないから嫌がってるじゃん!
いや、そんなガチガチに押さえるんじゃなくて、その辺に遊ばせておいて俺に近づきそうになったら抱っこして元の場所に戻せばいいじゃん。もっと臨機応変にやってよ・・・
そう思った瞬間、ハッとしました。
この父の行動はまさに、普段の自分だったからです。
妻を見たら、じっと私の目を見つめています。
妻の言わんとしていることがすぐに分かりました。
父の行動を考察する
父はなぜ言われた通りのことしかしなかったのか?
父は一応会社員時代、それなりの役職まで上り詰めた男です。仕事ができない人ではなく、むしろ先のことまで見通して仕事をこなす、非常にデキる人間なのです。
にも関わらず、今回の件では「言われたことしかできない」人間になってしまっていたのです。これはなぜか?
父の脳内のことは父にしか分からないので、自分に置き換えて考えてみることにしました。
普段の自分を振り返る
妻に「料理するからちょっと息子見てて」と言われた際、私のいつもの行動は、
・息子がおもちゃを散らかす
・テレビをバンバン叩く
・机によじ登る
・リモコンを食べる
・ヨダレをスタイで拭く
で、妻を見ると、何か不満げな顔をするんです。
今にして理解しました。
俺、本当に見てるだけじゃん
妻の期待は、おもちゃを散らかしたら転ばないように片付ける、テレビを叩いたり机に登ったりしたら止めに入る、リモコンは手の届かない所に片付ける、スタイが汚れてたら取り替える、そういった臨機応変な行動を期待していたんですね。
しかし、私が全く期待通りに動かないから、不満に思っていたんです。
明確に言葉にはしないですが、こういうことが積もり重なってイライラの原因を作っていたことが分かりました。
ちゃんと指示してくれたらやるのに
よく妻には、
察してほしい。
こう言われます。
私は以前、こう思った時期がありました。
「やって欲しいなら、あれやって、これやって、って明確に指示したらいいじゃん。指示してくれたらちゃんとやるよ。エスパーじゃないんだし察しろなんて無理だよ。言われなきゃ分かんないよ。」
(今は猛省しています。)
でも、妻からしたら何でそういう発言をするのか意味不明なんですよね。
妻は、誰からも言われなくても、自分で考えて、先を見通して行動しています。
夫がなぜ同じようにできないのか、理解に苦しむのです。
そもそも、仕事で例えれば「〇〇のスケジュールチェックしておいて」って上司から言われたら、言われた通りチェックするだけで終わらないですよね。もしスケジュールに何らかの問題があったら、問題の解決に動いたりスケジュールを関係者と再調整したり、恐らく色々なことを考えて様々なアクションを起こすと思います。
上司に対し、「問題があったけど、チェックしてとしか言われてないのでチェックだけしました。調整しないといけないならそう指示してもらわないと分かりません」なんて言わないですよね。
仕事なら察して行動できるのに、育児だと言われたことしかできない。これはなぜなんでしょうか?
「育児は女性の仕事」という思想
もう答えはこれしかありません。
育児は妻がやるもの
という意識が根付いているからなんですよね。
だから、メインは妻で夫はサブ
サブである以上、主体的にやらないんです。やる必要がないんです。
だって主は妻だから。自分は助手だから、言われたことだけやればいいよね。なーんて。
これは、私だけではなく、日本の大多数の男性がこういう思想だと思います。
なぜなら、“男は外で働き、女は家庭を守る“という日本という社会がこういう構造を作り上げてしまったからです。
でも現代は違いますよね。男性も女性も外で働く時代です。誰が家を守るとかそんな話はもう古いんです。にも関わらず、未だに家の仕事は妻の役目という意識が根付いたままです。
こう書くと、
「いやそんなことはない、俺は主体的にやっている! 俺ってば今日もオムツ替えたぜ!ミルクあげたぜ!俺ってイクメンだろ?」
という方もいらっしゃると思います。
そう思っている方に一つ質問です。
子どもの予防接種、最近いつ何を接種しましたか?次はいつですか?
主体的にイクメンやっているのであれば、答えられるはずですよね。
答えられないのであれば、残念ながらそういうことです・・・(;^^)
つまりは妻任せ
私の行動は、所詮妻ありき、妻が主体という思いが頭の片隅にあったせいで、どうしても他人事感が出てしまっていたのです。
それが、妻がイライラする本当の理由でした。
夫婦どっちも主担当
この問題を解決するためには、夫側が、妻が主体という意識を変え、妻も夫も平等に育児に携わる、むしろ自分が推進していくという意識を持つことです。
だって子育ては二人でするものですからね。
そう考えるとどっちがメインとか考える必要がないんですよね。
そんなわけで、凝り固まった意識をいきなり変えるのは難しいかもしれませんが、これまでの自分を反省しつつ少しずつ変えていこうと努力していきます。