こんにちは。フワリパパです。
みなさんふるさと納税ってされてますか?
ここ数年メディアでも多く取り上げられていますので、制度は知ってるって方多いと思います。
自分の住んでいる自治体以外の市町村に寄付をすると返礼品を頂くことができ、寄付金が2,000円を超えた分は税額控除される制度です。
<参考ページ(国税庁)>
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/koho/kurashi/html/04_3.htm
ちょっと難しいことが書かれていますが、なるべく分かりやすく解説していこうと思います。
そのありがたさをさらに実感しています。
まだしたことない、あるいは興味があるという方はぜひ今年から始めてみませんか?
目次
ふるさと納税でもらえるもの
まずは興味を持っていただくために、何がもらえるかを知りたいですよね。
ざっくり、以下のようなものがもらえます。
- 肉・魚介類
- 米・麺類・パン類
- 野菜・果物
- 飲料(ジュース・お酒)
- 菓子
- 加工食品
- 調味料
- 雑貨・日用品
- 衣類
- タオル・繊維類
- 工芸品
- 旅行チケット・地域商品券
「ほー、なんでもあるな」と思われた方、多いと思います。そう、なんでももらえます!
ざっくり言って、家電と金券(換金性が高いもの)以外は何でもあるのです。
ワクワクしませんか?
では、実際に何がもらえるか自分の目で見てみたい!という方はぜひ「ふるさと納税サイト」から確かめてみてください。「ふるさと納税サイト 」とは、全国の自治体のふるさと納税を一挙に取り扱う総合サービスのようなサイトです。
いくつかご紹介します。
ふるさと納税サイト
ふるさとチョイス
最大手のふるさと納税サイトです。
掲載数がダントツNo.1なのでここへ行けばまず間違いありません。
ふるなび
掲載数では先のふるさとチョイスには及びませんが、ふるなびには2つの特徴があります。
1つは、ふるなびで寄付をすると、Amazonのギフトコードがもらえます。
少しでもおトクに寄付したい!という方にはお勧めです。
2つ目は、ふるさとチョイスで扱っていない、家電・パソコンや金券を扱っている場合があります。これらが欲しい方は、こまめにチェックすると良いでしょう。
さとふる
各返礼品に対し、非常に多くのレビューがついています。
他の人の感想が気になる方は、こちらのサイトを参考にされると良いと思います。
ANAのふるさと納税
ANAのマイルがたまります。
マイルをためている人にとっては最良のサイトになるでしょう。
ただし、掲載数はそれほど多くないので、お目当ての物を探すのが難しいかもしれません。
では次にふるさと納税の説明をしたいと思います。
ふるさと納税とは?
簡単に図にするとこのような仕組みです。
簡単に流れを説明すると、
① まず、あなたが自治体(自分の住民票のある自治体以外)に寄付をします。
② すると、その自治体から返礼品として、特産品が送られてきます。(特産品は寄付金額に応じて自分の欲しいものを指定できます。)
③ あなたが寄付をした寄付金は、確定申告で「寄付金控除」申請すると、
④ 寄付金総額から2,000円を引いた額が全額、所得税および住民税から控除されます。
ただし、全額といっても、年収や世帯構成に応じて上限が決まっています。年収500万で単身または共働きの場合、上限額はおよそ6万円ほどです。つまり、上限以上の寄付をしてしまうと大損することになりますので、いくらまで寄付が可能かを事前に見極めておく必要があります。
<例>あなたの年収が500万円で夫婦共働きのケース
5つの自治体に10,000円ずつ、計50,000円を寄付した場合
寄付額:50,000円
税額控除額:50,000 – 2,000 = 48,000円(上限の6万円未満なので、全額控除対象)
所得税控除:概ね10%程度 約5,000円還付(あなたの金融口座に振り込み)
住民税控除:残りの控除額 約43,000円が翌年の住民税から減額
寄付上限額に関しては、上記で紹介しました各ふるさと納税サイトにシミュレーション可能な専用ページが用意されていますので、そちらでご確認いただけます。
ふるさと納税しないとどうなるか?
ふるさと納税しない場合は、毎年収入に応じた税金(所得税・住民税)を払って終わりです。
損も得もありませんね。
ふるさと納税するとどうなるか?(メリット)
ふるさと納税をする場合、節税になります。
これが、ふるさと納税をする最大の理由です。
例えばあなたが50,000円のふるさと納税をして、15,000円相当の返礼品をゲットした場合、2,000円を引いた48,000円の税金が所得税・住民税から控除されます。
つまり、2,000円の出費で15,000円相当の返礼品が手に入るということです。
ナンと、13,000円もトクしちゃいました!
返礼率(寄付金に対する返礼品の額の割合)は国のお達しにより現在は概ね3割程度に統一されつつあります。
実は昔は返礼率4~5割が基本で、自治体によっては7~8割くらいのものがあり、今よりもかなりお得でした。
だいぶ目減りしてしまいましたが、それでもお得なことに変わりはありませんので、今でもやる価値は充分にあります。
ふるさと納税のデメリット
みなさん気になる点はここだと思います。
残念ですが、デメリットは存在します。しかし、小さなデメリットです。
小さいが故にデメリットは無いと感じる方も多くいらっしゃいます。
どういうことか、以下で詳しく説明していきます。
その1: 先払いであること
ふるさと納税は、完全先払いです。
まとまったお金が手元にないと、寄付することができません。
今月は厳しいからボーナスが入ってから寄付しよう、と考えていたら、欲しい返礼品が品切れになっていた、なんてことが充分にあり得ます。
この点に関して、手持ち資金がある家庭にとってはデメリットにはなりません。
その2: 還付といっても全額現金で返ってくるわけではない
還付されるお金が全額現金で返ってくるというわけではありません。
ふるさと納税の寄付金は、確定申告で控除対象となります。
そして、控除対象は所得税と住民税です。
所得税に関しての還付は、現金で返ってきます。(あなたの金融口座に振り込まれます)
しかし、住民税に関しての還付は、現金で返ってくるのでなく、翌年に支払う住民税額から減額される仕組みです。
よって、住民税分の控除額は手元に戻らないという点にご注意ください。
上のほうで記載したモデルケースをもう一度貼っておきますね。
<例>あなたの年収が500万円で夫婦共働きのケース
5つの自治体に10,000円ずつ、計50,000円を寄付した場合
寄付額:50,000円
税額控除額:50,000 – 2,000 = 48,000円(上限の6万円未満なので、全額控除対象)
所得税控除:概ね10%程度 約5,000円還付(あなたの金融口座に振り込み)
住民税控除:残りの控除額 約43,000円が翌年の住民税から減額
どっちみち、翌年の住民税は支払うのですから、現金で返ってこようと、減額されようと同じ話なのですが、何らかの事情で「すべて現金で返ってこないと困る!」という家庭の場合は、この点がデメリットになります。
その3: 還付のための手続きが必要
ふるさと納税をすると、「その記録が勝手にいい感じに処理されて、時期が来たら自動で還付される」なんて旨い話は残念ながらありません。(;^^)
自分で、還付のための手続きをする必要があります。
還付手続きは以下の2種類の方法があります。
確定申告で申請する
確定申告で、「寄付金控除」という名目で申請することになります。
毎年確定申告をする人(自営業の人・住宅ローン控除をする人・医療費控除をする人)にとっては、一緒に申請すれば良いので、この方にとってはデメリットにはなりません。
しかし、 確定申告をしたことがない人にとっては、これが最も大きいハードルになるのではないかと思います。そこで、次の方法があります。
ワンストップ特例制度を利用する
この制度を利用すると、確定申告をしなくても寄付した自治体がいい感じに寄付記録を国に処理してくれて、寄付金控除を受けられるようにしてくれます。
利用方法はとても簡単です。
ふるさと納税サイトで申し込みを行う際に、「ワンストップ特例制度を利用するか?」のチェック欄がありますので、これにチェックを入れてください。
すると、寄付先の自治体からワンストップ特例の申請書類が送付されてきますので、それに必要事項を記載して返送するだけです。
ただし、注意点が2点あります。
寄付先の自治体が5つまでであること
この制度を利用するためには、年間の寄付先が5つまでの場合に限ります。
6つ以上の自治体に寄付をするとこの制度は利用できないので、確定申告する必要があります。
複数の自治体すべてに申請書類を送らないといけないこと
自治体に返送するワンストップ特例の申請書類は各自治体ごとに必要です。
5つの自治体に寄付をした場合、その5つすべての自治体にワンストップ特例の申請書類を送付する必要があります。
以上がデメリットについての説明です。
ふるさと納税の申し込み方法
さて、では実際にふるさと納税をしようと思った場合、申し込み方法が気になりますよね。
申し込み方法はとても簡単です。
Amazonとか楽天市場とかでネットショッピングしたことある方多いと思いますが、それとほとんど同じです。上記で紹介したふるさと納税サイトに行き、欲しい返礼品を見つけたら、「寄付をする」ボタンを押して住所氏名などの必要事項の入力、および支払方法を選択し支払するだけです。
支払いを済ませると、1週間から遅くても1か月以内に確定申告で必要な寄付金証明書が送られてきますので、大切に保管しておいてください。
ワンストップ特例を使用したい場合は、申し込み時にワンストップ特例を利用するかどうかのチェック欄があると思いますので、見逃さずにチェックを入れてください。
あとは返礼品が届くのをワクワクしながら待つだけです。
モノにもよりますが、経験上どれも1か月以上かかるものがほとんどです。
特に人気のある返礼品は遅いです。気長に待ちましょう。
また、果物など季節モノは収穫の季節にならないと絶対届かないので、何月ごろ届くかを返礼品の紹介ページから把握しておくと良いでしょう。
最後に、ふるさと納税で何を申し込むか?について、私のおススメを提案します。
おススメのふるさと納税返礼品
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