次亜塩素酸水を消毒用に買ってみました!
新型コロナウイルスの影響でアルコールが品薄の今、手指や物品消毒の代替品として次亜塩素酸水が注目されていますね。
アルコールは手に入りにくいですが、次亜塩素酸水なら手に入りますので、どんな物なのか実際に使ってみた感想を少し紹介したいと思います。
目次
次亜塩素酸水って何?
次亜塩素酸水とは、厚生労働省の資料によると、細菌やウイルスに対して殺菌効果のある除菌水(食品添加物)とされています。
殺菌料の一種であり、塩酸又は食塩水を電解することにより得られる次亜塩素酸を主成分とする水溶液。
次亜塩素酸水は、使用後、最終食品の完成前に除去される場合、安全性に懸念がないと考えられる。
引用元:https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002wy32-att/2r9852000002wybg.pdf(厚生労働省のサイトより)
殺菌成分である「次亜塩素酸」を含んでいる水で、原料は水と塩のみなので安全性が高いことが特徴です。
次亜塩素酸水はその濃度、PH(ペーハー)によって3種類に分類されています。
- 強酸性次亜塩素酸水(PH 2.7以下)
- 弱酸性次亜塩素酸水(PH 2.7~5.0)
- 微酸性次亜塩素酸水(PH 5.0~6.5)
この3つの中で、微酸性次亜塩素酸水(PH 5.0~6.5の範囲の水溶液)が最も安全で殺菌効果も高いという検証結果が出ています。
通販とかで買える次亜塩素酸水はその多くが微酸性次亜塩素酸水なので、これを選べばいいですね。
次亜塩素酸水は新型コロナウイルスに効果があるのか?
次亜塩素酸水が新型コロナウイルスに効果があるのかどうかは、現時点でははっきりとは分かっていません。
新型コロナウイルス自体の研究もまだまだ未開の状態ですからね。
一応、新型コロナウイルスに対して有効性を示すことが推察されるところまでは分かっていて、4月15日から検証実験が始まっています。結果を待ちたいところですね。
「第1回新型コロナウイルスに対する代替消毒方法の有効性評価に関する検討委員会」における議論のまとめ
ただ、次亜塩素酸水はインフルエンザウイルスやノロウイルス、カビなどさまざまな微生物に効果がありますので、使っても無駄にはなりませんし、何もしないよりはマシです。
しかも、アルコールのように肌が乾燥することも無いので、手指にやさしい点もポイントです。
物品を消毒した後に水拭きする手間もありませんから、非常に使いやすい殺菌水だと言えます。
- 次亜塩素酸水は多くの菌やウイルスに効果を発揮する
- 手指の殺菌にも使えて、肌への乾燥ダメージもない
- 食品に使っても無害であり、栄養成分も損ねない
- 赤ちゃんのおもちゃなどに使っても安全
次亜塩素酸水の弱点(デメリット)
次亜塩素酸水はこのように素晴らしい効果を発揮する水溶液なのですが、1つだけ弱点があります。
それは、紫外線により分解・消失してしまう点です。
次亜塩素酸水を直射日光の当たるところに放置しておくと、だんだんと効果が薄れていき、おおよそ半月~1ヶ月もするとただの水に戻ってしまいます。
なので、次亜塩素酸水を保管する場合は、遮光性のある容器に入れて暗所に保管することが必要です。
それでも、3か月くらいまでが使用期限です。3か月以上過ぎると、ほとんど効果が無くなってしまいます。
なので、買い置きするのは無駄で、買ったらなるべく早く使い切ることが得策です。
次亜塩素酸水を買って使ってみた(ルピクリン)
実際に次亜塩素酸水を買ってみました。
今回購入したのは、楽天で販売していたLUPICLIN(ルピクリン)という商品です。
500ml スプレータイプ + 1L 詰め替え用 ウイルス対策 次亜塩素酸水 LUPICLIN ルピクリン
このルピクリンの濃度はPH5.0~6.5と記載がありますので、微酸性次亜塩素酸水ですね。OKです。
私は「500mlスプレーボトル+1,000mlの詰め替え品」のセット商品を購入しました。3千円台でお手頃だったので、お試しにちょうどいいサイズです。
実際に吹きかけて使ってみると、アルコールとは違って揮発性はなく、普通の水みたいに使えます。
よだれや皮脂でベタベタになった子どものおもちゃを拭いてみると、さらさらっとなったのが分かります。
おもちゃ以外にも、
- 買ってきた食料品や日用品のパッケージを拭いて除菌
- 手指に吹きかけて除菌(アルコール代わり)
- テーブルを拭いて除菌
- テレビのリモコンなども拭いて除菌
- ドアノブや家の鍵なども拭いて除菌
何にでも使えるっていうのが良いですね。
1,500ml分のスプレーを買いましたが、1ヶ月も持たずに使い切りそうです。
次亜塩素酸水は自治体が無料で配っているところもある
次亜塩素酸水は専用の機械があれば塩と水だけで作れるので、自治体やお店が無料で配っているというパターンもあります。
もしお金をかけたくない場合は、そういった無料配布の施設を探すのもアリですね。
ただ、専用のボトルが無い場合はペットボトルなどに入れて持って帰ることになると思います。
ペットボトルなど光を通すボトルだと紫外線によって殺菌効果が薄れやすくなってしまいますし、配布時点ですでに効果が薄れてしまっている可能性もありますので、
1週間程度を目安にすぐに使い切るようにしたほうがいいかもしれませんね。
まとめ
今回は、次亜塩素酸水を買ってみたのでどんな物なのか紹介してみました。
アルコールが手に入らないので代替品として購入しましたが、何にでも使えて安全性も高いので良い買い物をしたと感じています。
「次亜塩素酸水気になるなー。どうしようかなー」と悩んでいる方がいましたら、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
私が購入したルピクリンは楽天からどうぞ。
500ml スプレータイプ + 1L 詰め替え用 ウイルス対策 次亜塩素酸水 LUPICLIN ルピクリン
他にも次亜塩素酸水を取り扱っている店舗はたくさんありますので、いくつかリンクを貼っておきますね。
次亜塩素酸水「キノット」
ウィルス予防、除菌、消臭、カビ予防対策に!次亜塩素酸水「キノット」こちらのキノットは、商品も詰め替え容器もスプレーボトルも全て安心品質の日本製のものを使用していて、携帯用スプレーも付いてきます。(細かいミストが好評です!)
原液を薄めて使うこともできますので、用途によって自由に濃度の調整ができて使い勝手も抜群な点が特徴の次亜塩素酸水です。
※原液では遮光のもと約1年保管ができますが、希釈した場合は除菌効果が弱まる可能性があるため約1ヶ月以内に使い切る必要があります。
除菌水ジーア
除菌水ジーアは、買い切りではなく、新鮮な次亜塩素酸水が定期的に届くサービスです。
4週間ごとに9.6L(3.2L×3袋)が定期出荷されますので、毎回注文するのが面倒くさいという方にとってはぴったりのサービスですね。
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