こんにちは。フワリパパです。
私たち家族は2年前からメゾネットタイプの賃貸アパートに住んでいます。
メゾネットとは、部屋の中に階段があり1階と2階が両方使える、一戸建て感覚の住居です。
私たちの部屋の間取りは、ざっくりこんな感じです。
今回は、子育てにおいてメゾネットってどうなの?という話をしたいと思います。
まずはその前に、メゾネットの一般的に言われるメリット・デメリットをご紹介します。
目次
一般的なメリット・デメリット
一般的なメリット
アパートなのに戸建て感覚で生活できるという点がメリットです。
- 昼間は1階のリビングで、夜は2階の寝室で過ごすといったように生活空間を完全に分離できる
- お客さんが来たとき、2階のプライベート空間を見られる心配がない
- 階下も自分たちの空間なので、2階で足音を気にする必要がない
プライベート空間を大事にしたいという方にお勧めです。
一般的なデメリット
1階・2階に分離されているため、導線が長くなるというのがデメリットです。
また、家賃もワンフロアタイプの物件に比べて若干高めに設定されています。
- 階段がある分、移動距離が長い
- 階段がある分、冷暖房効率が悪い
- ワンフロアタイプよりも家賃が高め
また、これは物件の作りにも依りますが、メゾネットタイプは基本的に2階建ての構造が多いので、2階のすぐ上は屋根です。太陽光で熱された屋根の熱がそのまま2階に伝わって2階部分が暑くなる場合があります。
デメリットも目立ちますが、わが家はプライベート空間を大事にしたかったためメゾネットタイプを選択しました。
子育てにおけるメリット・デメリット
では子育てにおけるメリット・デメリットは何か?をご紹介いたします。
子育てにおけるメリット
一番強く感じたメリットは、1階・2階に分かれていることにより、2階で寝ている赤ちゃんの睡眠を邪魔しないことです。
ぐーぐーぐー(すやすや)
ガッシャーン!ギャー!皿が割れた!
ぐーぐーぐー(ん?なんか微かに聞こえたような・・・まぁいいか)
赤ちゃんの育児で一番困ることといえば、せっかく寝かしつけたのに、何かの物音ですぐ起きてしまうという点です。再度寝かしつけるのに大変な思いをすることになります。
その点メゾネットタイプであれば、1階の音は2階まで届きにくいため、2階でママと赤ちゃんが昼寝中に1階でパパが掃除をする、なんて場合でも1階のパパは物音を気にせずに作業することができます。
他にもメリットとしては、子どもが歩けるようになって2階で遊ばせた場合、足音をそんなに気にしなくてもよいという点でしょうか。まだフワリはその域に達していないのですが、歩けるようになったら私たちもメリットとして実感するようになると思います。
子育てにおけるデメリット
子育てにおけるメゾネットのデメリットは、階段が危険ということです。
まず妻が妊娠してお腹が大きくなってからは、
- お腹が大きいため、階段の上り下りがつらい
- そもそも転落の可能性があるため、階段自体が危険
という状態でした。
次に、フワリが誕生した後ですが、寝室が2階のため毎回階段で運ばなければならず、ここでも転落の危険が付きまといます。
さらに、ハイハイができるようになってからは、
- 階段を上ろうとする
- 2階で遊ばせると、階段から落ちる危険性があるため、一瞬も目が離せない
対策として、写真のようなガード(おくだけとおせんぼ)を購入して階段の登り口に設置しました。
(なんかゲートかじってるけど、まぁいいか)
デメリットを他にも挙げるとすれば、部屋を連結して使えないということです。
ワンフロアタイプなら、廊下を介してリビング~別の部屋までを開放してハイハイの練習とかができますが、メゾネットタイプはそうはいきませんね。
ただこれは裏返せば、子どもが勝手に廊下に出て別の部屋に行ってしまうという心配を防げるメリットともとれますので、そういう心配を持つ親御さんでしたらこの点はデメリットではなくメリットになると思います。
まとめ
一般的な視点でいえば、メゾネットは戸建て感覚でプライベート空間を大事にできるので、とてもオススメな間取りです。
ただ、階段がある以上、赤ちゃんの子育てにおいては危険が付きまといます。
しかし、生活音が届きにくい良質な睡眠をとれる環境や、子供が大きくなってよく遊ぶようになったら物音や足音をあまり気にしなくて済むなどのメリットはワンフロアタイプでは得られないので、「子育てにメゾネット」という選択肢は、私たち個人的には「十分アリ」だと感じています。
まとめると、
- 階段は危険なため、対策することが必須
- 歩くようになって動きが活発になると、足音や物音をあまり気にしなくて済むのは大きなメリット
- プライベート空間を一番に大切にしたい方は問答無用でメゾネットがオススメ